オスカー受賞俳優のロビン・ウィリアムスが、カリフォルニア州サンフランシスコ郊外のティブロンの自宅で、今朝遺体で発見されました。ティブロン警察によると、明らかな自殺とのことです。63歳でした。死因は窒息と見られていますが、毒物検査が行われます。
ウィリアムスの妻スーザン・シュネイダーは、下記の声明を発表しています。
「今朝、私は夫であり親友を失い、世界は最も愛されたアーティストの1人で美しい人物を失いました。私は酷く心を痛めています。ロビンの家族を代表し、私達が深い悲しみ暮れている間、プライバシーを尊重して下さることをお願いします。彼を記憶に留める際には、彼の死ではなく、多くの人々に喜びと笑いを与えた、無数の瞬間を覚えていてくださることを期待します。」
ロビン・ウィリアムスの代理人によると、ウィリアムスは重度の鬱病を病んでいたとのことです。
ウィリアムスは、イリノイ州シカゴで生まれ、高校時代に演劇に目覚め、サンフランシスコのクレモント・カレッジを経て、ニューヨークのジュリアードで演技を学びました。ジュリアードの同期生には、故クリストファー・リーブがいます。
1970年代にスタンダップ・コメディアンとしてキャリアを始め、テレビのコメディー番組に出演しました。
その後、「グッドモーニング、ベトナム」(1987年)、「いまを生きる」(1989年)、「レナードの朝」(1990年)、「フィッシャー・キング」(1991年、「ミセス・ダウト」(1993年)、「グッド・ウィル・ハンディング」(1997年)等、数々の映画に出演しています。「グッド・ウィル・ハンディング」では、アカデミー賞助演男優賞を受賞し、、「グッドモーニング、ベトナム」、「ミセス・ダウト」、「フィッシャー・キング」では、ゴールデングローブを受賞しています。
俳優としての成功と、公の場での気さくな言動とは裏腹に、1970年代から80年代にかけて、ドラッグとアルコール中毒の問題を抱えていたことを、本人が認めています。その後、ドラッグとアルコールは一切止めますが、2006年にアルコールを再び飲み始めたことから、リハビリ施設に入所しています。
私生活では、3度結婚し、3人の子供がいます。最初の妻バレリー・ベラーディとは1978年に結婚し、息子ザッカリー(現在31歳)に恵まれますが、1988年に離婚し、翌年、ザッカリーのナニーだったマーシャ・ガーシスと結婚しました。2人の間には、娘ゼルダ(現在25歳)と息子コーディー(23歳)がいますが、2008年に離婚し、現在の妻でグラフィック・デザイナーのスーザン・シェナイダーと、2011年に結婚しました。
最近は、昨年、CBSテレビのシリーズ「The Crazy Ones」に出演し、映画「ナイトミュージアム」の続編の撮影も終えていました。
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